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日別アーカイブ: 2024年12月23日

栄達鋼業のここがミソ~part4~

皆さんこんにちは!
栄達鋼業、更新担当の中西です。

 

本日は第2回鉄骨加工雑学講座!

今回は、鉄骨加工の工程についてです。

鉄骨加工と聞いて、「なんだか難しそう」と思っていませんか?でも実際には、鉄骨が建物の骨組みに変わるまでには、いくつもの手順があり、ひとつひとつ丁寧に進められています。その全ての工程が安全な建物を支えるために欠かせないものなんです!

今回は、鉄骨加工の工程をわかりやすく、そして楽しくご紹介します。鉄がどのように加工されて建物の一部になるのか、一緒に見ていきましょう!

 

1. 設計図の作成
鉄骨加工の第一歩は「設計図」の作成です。これが鉄骨加工のすべての土台になる重要な工程です!

 

設計図ってどんな役割?
設計図には、「どの部品をどの大きさに切るか」「どこに穴をあけるか」「どう組み合わせるか」が詳細に記載されています。建物を作るパズルのピースを揃えるイメージですね!

 

建物の安全性を決めるカギ
設計図には建物の耐久性や強度に関わる重要な要素が詰まっています。これを基に鉄骨加工が進められるので、設計図の正確さが何よりも大切なんです。

 

2. 鉄材の切断
設計図が完成したら、いよいよ鉄を加工する作業が始まります。最初のステップは「切断」です!

 

どうやって鉄を切るの?
鉄を切るには、専用の機械を使います。これがとてもハイテクで、驚くほど正確なんです!

 

レーザー切断機
鉄材をレーザー光線でスパッと切断します。ミリ単位の精度で切れるので、複雑な形状も思いのままです。

 

プラズマ切断機
電気とガスを使った切断方法で、厚みのある鉄材を簡単に切ることができます。大きな柱や梁に使われる鉄骨も、この機械で切断されます。

 

切断での工夫
無駄を出さない切り方
鉄は貴重な資源なので、なるべく廃材を出さないように工夫して切ることも大切です。

 

3. 加工と穴あけ
切断された鉄材は、そのままでは使えません。次に「加工」と「穴あけ」を行います。

 

加工の内容
曲げ加工
鉄を必要な形に曲げる作業です。例えば、湾曲した屋根や橋のアーチ部分など、設計に合わせて精密に加工されます。

 

穴あけ加工
鉄材にボルトやナットを通すための穴をあけます。この工程がないと、鉄骨同士を組み合わせることができません!

 

4. 溶接と組み立て
加工された部品を、今度はつなぎ合わせて形にしていきます。この工程が「溶接と組み立て」です!

 

溶接ってどうやるの?
溶接は、鉄を熱で溶かして接合する方法です。高温で鉄を溶かし、部品同士をしっかりとくっつけます。

手作業の溶接
職人さんが1本1本丁寧に溶接する方法。細かい部分や複雑な形状には欠かせません!

自動溶接ロボット
大量生産が必要な場合はロボットが活躍。均一な仕上がりでスピードも早いです。

 

5. 塗装と仕上げ
最後の工程は「塗装と仕上げ」。鉄骨を完成させると同時に、見た目も美しく整えます。

 

塗装の役割
鉄はそのまま放置するとサビてしまいます。これを防ぐため、サビ止め塗料をしっかり塗るのが塗装の目的です。

 

防錆塗装
鉄を錆びから守る基本的な塗装。長期間の耐久性を確保します。

デザイン性のある塗装
工場や商業施設では、鉄骨がデザインの一部として見えることもあるため、見た目にもこだわった塗装を施す場合があります!

以上、第2回鉄骨加工雑学講座でした!

次回の第3回もお楽しみに!

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